マンション購入で印鑑を押すときが、人生で一番緊張した

マンションを購入するとき、住宅ローンの契約をしますよね。あの瞬間って、人生で一番緊張した気がします。何千万円、何十年って、もう途方も無い金額と年月に見えてきました。ずっと賃貸住宅でもいいのかな、って思っていたんですが、豊洲に「これだ!」っていう物件が出てきて、内覧してたら、どうしても欲しくなってしまいました。中古マンションだから安いと思ったんですが、実際は、最近相場が上昇しているらしく、それなりの金額。

マンション購入までの迷い

実際に、マンションを購入するまでは迷いました。他にも色々なマンションの内覧にも行ってみたんですよね。新築マンションも、中古マンションも。

マンションはホントにピンキリですね。試しに港区のマンションも見てみましたが、値段が高すぎて、手が出ません・・・。逆に、葛飾とか、押上とか、下町エリアに行くと、割安感がありますね。でも、やっぱり魅力的だったのは、豊洲エリアでした。晴海もよかったんですけど、豊洲の方が新しい街の雰囲気がありますよね。景色とかもよかったんですが、街を歩く人たちに惹かれました。ほとんど同世代くらいで、小さな子供がいる夫婦が多くて、街の雰囲気がよかったです。

今までの貯金、年収、これからの生涯年収等、色々な金銭面をシビアに検討してみた結果、なんとかなりそうな感じがしました。ずっと賃貸で住むつもりだったんですが、住宅ローンを払っていくのと、さほど変わらないので、大丈夫そうでした。今までちゃんと考えたことなかったのですが、冷静に考えると、マンション購入も視野に入ってくるんですね。フラット35の金利も安いし、無理のない範囲でローンを返済できそうです。

マンション購入手続きでドタバタ

マンション購入までの手続きは、紆余曲折あって色々大変だったんですが、印鑑の話と関係なくなっちゃうので割愛します。いやー、語り始めたら、1時間2時間、何時間でも話せそうです。

住宅ローンの話になるまで、「実印」のことを全然認識していませんでした。いい大人が恥ずかしい話なんっですが・・・。今まで、車を買ったりすることもなかったので、実印が必要になるタイミングってなかったんですよね。

「実印が必要」とわかってから、また悩みました。実印は、印鑑の中では、最も重要な印鑑ですよね。印鑑登録するわけですし、適当な印鑑ってわけにもいきません。そんな印鑑で何千万ものローンの書類に捺印できないですよね。

印鑑選びは、かなり入念にやりました。ハンコ屋さんに行って相談してみたり、色々なネットショップを見てみたり。でも、決め手にかけますね!迷いすぎて、どれでもいいんじゃないかと思えてきたこともあります(笑)。

ハンコの文字にもこだわりました。実印となると、普通に読める文字じゃなくて、ゴチャゴチャっとした印鑑っぽい字体にしたかったんですよね。会社の社印や代表者印も、普通の書体じゃないですよね。セキュリティ、安全性から見ても、模倣されない文字の方が安心ですよね。実印にも、細かくルールがあるので、適当に選ばず、「実印」の印鑑を選んでおけば間違いがありません。

印鑑を登録する!

印鑑を購入しただけでは、住宅ローンは組めません。きちんと自治体に登録する必要があるんですね。

自治体には、実印と身分証明書を持っていけば、印鑑登録できます。で、これで終わりではありません。

本当に必要なのは、「印鑑登録証明書」です。印鑑証明って言われる書類ですね。印鑑登録するときに、「印鑑登録証」が発行されるので、印鑑登録証を持って、本人確認書類を持っていけば、証明書が発行されます。

これで、準備万端!住宅ローンに押す実印の用意ができました。

震える指・・・押せない印鑑

印鑑も用意したので、実際に住宅ローンの申し込みをします。

手続き自体はサクサク進んだんですけど、最後の最後。印鑑を押す場面。捺印すれば、住宅ローンとマンション購入が決まります。人生の一大決心の場です。

緊張して、印鑑を押す手が震えましたよね。

スーモのCMに、印鑑を押す場面がある動画があります。

この動画の後半です。まさに、こんな感じでした(笑)。心臓がバクバクして、冷や汗が出ちゃったんですよね。

でも、手が震えたまま、印鑑を押しちゃって、ズレたらダメですよね。深呼吸して、奥さんがそっと背中に手を添えてくれて、ようやく印鑑を押すことができました。

まさか、印鑑で、こんなに緊張することがあるなんて、想像したこともなかったです。人生何があるかわからないものですね。「印鑑で手が震えるなんて大げさでしょ」って思う人もいますし、僕も実際その場面が来るまで、同じように考えていました。でも、実際、いざその場面になると、手が震えちゃうんですよね。

新たな人生。その瞬間だったと思います。今でもよく思い出します。仕事で大変なことがあったときとか、ふと思い出して、元気づけられることもありました。

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